最初の仕事

起業して8ヶ月が経過しました。
最初の3ヶ月は準備期間でしたので、事業を始めてからは5ヶ月になります。
私は大学卒業後、税理士事務所に20年勤め、今年起業して経営者となりました。
当社も税理士事務所を併設していますが、税務・会計以外のコンサルティングを行うため株式会社です。

経営者としての最初の仕事は、会社名を考えることでした。
これまで、300人以上の経営者に会い、会社を見てきて、会社名には経営者の”想い”が込められているケースが多くあります。
もちろん、「○○商店」や「○○工業」といった、経営者の名前や業務内容からとった会社名もありますが、私は、なるべく個人の色を出さず、組織化された会社をつくっていきたかったので、「クロノス(Chronus)」と名付けました。

クロノスは、ギリシャ神話の「時間の神」を意味します。
この名称を選んだ理由は二つあり、ひとつは、自分自身がこれまで「時間」にとても振り回され、苦労をしてきたため、その状態を改めたかったこと。
もうひとつは、当社の提供するサービスによって、クライアントの「時間」を創出することを目的としているためです。

”想い”を込めた会社名が決まると、当社がこれから何をするのか、将来どうなりたいのかといった、組織の「ミッション」「ビジョン」「バリュー」が見えてきます。
これらを定めることで、物事の考え方や優先順位、判断基準が明確となります。

ミッション(Mission) : 企業が果たすべき使命、存在意義 [抽象的]
ビジョン(Vision)    : 実現したい姿、将来像 [具体的]
バリュー(Value)     : 価値基準、価値観 [具体的]

当社のミッションは

 大切な時間を、もっと有意義なものに

ビジョンは

 充実した時間で、豊かな人生を

バリューは

 正確な情報提供を行うこと

 

情報は”知っている人”の味方です。でも、ただ情報を知っているだけでもダメで、それを活かす必要があります。
インターネットを通じて、簡単に情報が手に入る一方で、正確な情報をキャッチし、それを理解しなければ、間違った判断・行動につながってしまいます。

当社がその一助となり、それによって、夢を実現する企業が増え、そこに関わる経営者・社員、そして社会がハッピーになれればと考えます。